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Google Search Consoleで「ページがインデックスに登録されない」主な理由と対応方法
Google Search Consoleから「ページがインデックスに登録されない新しい要因」の通知が届いた場合、その理由を正しく理解し、適切な対応を取ることが重要です。以下に、よくある原因と対応方法を一覧形式でまとめました。
【インデックス未登録の理由一覧(重要度・概要付き)】
番号 | 理由 | 重要度 | 概要 |
---|---|---|---|
1 | 検出 – インデックス未登録 | ★★ | GoogleがURLを見つけたが、まだクロールしていない状態 |
2 | クロール済み – インデックス未登録 | ★★★ | クロールはされたが、品質や重要性が不足してインデックスされなかった |
3 | 代替ページ(canonicalタグあり) | ★★ | 他ページが正規URLとして認識されており、このページはインデックスされない |
4 | URL に noindex が指定されています (noindex タグによって除外されました) |
★★★ | HTMLまたはHTTPでnoindexが設定されており、インデックス不可 |
5 | robots.txt によりブロック | ★★★ | robots.txtファイルでクロールが禁止されている |
6 | リダイレクト エラー | ★★ | リダイレクト設定の不備により、ページに到達できない |
7 | ソフト404エラー | ★★ | 存在しないページが成功(200)として表示されている |
8 | 送信されたURLにnoindexタグ | ★★★ | サイトマップに登録されたURLにnoindexタグがある |
9 | 構造化データ・HTMLエラー | ★★ | 構造化データやHTMLの問題でGoogleが正しく認識できていない |
10 | 品質ガイドライン違反 | ★★★★★ | Googleの品質基準に違反しており、手動ペナルティの可能性あり | 11 | 他の 4xx の問題が原因でブロックされました | ★★ | ここで説明されていないタイプの 4xx の問題がサーバーで発生しました。URL 検査ツールを使用して、ページをデバッグしてみてください。 |
1. 検出 – インデックス未登録
原因: GoogleがURLを発見したが、まだクロールしていない状態。
対応方法:
- サイトマップの送信
- 内部リンクの強化
- ページの内容を更新・充実させる
- URL検査ツールからインデックス登録をリクエスト
2. クロール済み – インデックス未登録
原因: クロールはされたが、品質が低いと判断された可能性。
対応方法:
- コンテンツを充実させる
- 重複コンテンツを避ける
- タイトル・ディスクリプションの最適化
- 再度インデックス登録をリクエスト
3. 代替ページ(適正な canonical タグあり)
原因: 別のページが正規版として認識されている。
対応方法:
- canonicalタグの確認・修正
- インデックスさせたいページを正規ページとして設定
4. URL に noindex が指定されています (noindex タグによって除外されました)
原因: metaタグやHTTPヘッダーにnoindexが含まれている。
対応方法:
- 意図しない場合はnoindexを削除
5. ページが robots.txt によりブロックされている
原因: robots.txtによりクロールが制限されている。
対応方法:
- robots.txtの内容を確認し、ブロックを解除する
6. リダイレクト エラー
原因: リダイレクト先が無効、またはループしている。
対応方法:
- リダイレクトの設定を見直す
- 最終遷移先のURLを確認・修正
7. ソフト404エラー
原因: 見た目はエラーページなのに200ステータスで返している。
対応方法:
- 404ページには正しく404ステータスを返す
- 有効なコンテンツがある場合はページ内容を改善
8. 送信されたURLにnoindexタグがあります
原因: XMLサイトマップで送信したページにnoindexがある。
対応方法:
- インデックスさせたい場合はnoindexを削除
9. 不正な構造化データやHTMLエラー
原因: 構造化データのエラー、またはHTMLの重大なエラー。
対応方法:
- Search Consoleのエラー詳細を確認
- 構造化データテストツールで検証・修正
10. 品質ガイドライン違反
原因: スパム、コピーコンテンツ、キーワード詰め込みなど。
対応方法:
- オリジナルで有益なコンテンツに修正
- ガイドラインに沿ったSEOを行う
- Search Consoleで「手動による対策」があるか確認
まとめ
インデックス未登録の原因は多岐にわたりますが、Search Consoleの情報を基にひとつひとつ対応していくことで、インデックス率の改善が期待できます。ページ修正後は、URL検査ツールを使ってインデックス登録のリクエストを行いましょう。